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実家に帰省することができていたなら防げたかもしれない孤独死【鹿児島県】

「父が自宅で亡くなっていたと警察より連絡があり
実家に急いで帰ったのですが、家に入れる状況ではありません。
どうか助けてください。」

福岡県在住のご長男の所へ突然の父の訃報が届き
パニック状態で遺品整理総合相談窓口協同組合へご相談くださいました。

 

ご相談内容
相談者:福岡県在住 長男様
故人様:一人暮らし 男性
死因:心筋梗塞
現地:鹿児島県鹿児島市
住居:一戸建て
状態:死後10日経過

ご相談くださった長男様は
突然の警察からの報告でどうして良いのかわからない状況で
故郷の鹿児島県へ急いで帰り
ご実家の玄関扉を開けた時点で言葉にならない後悔に
押しつぶされそうになってしまいました。

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コロナの影響により実家への帰省はずっとしておらず
お父様との連絡は1か月に数回電話をする程度で
「元気?変わりない?」
と、様子を聞く事しかできませんでした。

お父様は
「元気だよ。健康だけが取り柄だからそんなに気にしなくても大丈夫」

と、毎回答えてくださっていたそうで
息子様も元気な声を聞いて安心していたそうです。

しかし、実際は足腰も弱っており
ゴミ出しをするのも大変な状態になっていたようで
家の中にもゴミが溜まり、
トイレに行くこともままならなかったのか
布団のまわりには尿が入ったペットボトルが
たくさんありました。

帰省する事ができていたら
父親にこんな辛い思いをさせなくて
すんでいたかもしれない

生前、とても綺麗好きで
家族想いだった父に
安心して天国へ行ってもらえるよう
遺品整理と特殊清掃をお願いします。

と、お見積り後すぐに契約書を交わし、
早急に作業に入らせて頂きました。

分別をすすめていく中で
気付いたのが故人様の足腰が弱ってしまったのは
ごく最近ということです。

表面上、ゴミが多いように見えましたが
最初の方に排出されたゴミは
しっかりと分別がされており
足が思うように動きさえすれば
ゴミを出そうとしていたのでしょう。

その後作業を進めていくと
絨毯の下には
綺麗に並べられたお金がありました。

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作業終了後にご依頼主である息子様に
お父様の足腰が弱ったのは最近だろうということ、
もともと綺麗好きでとても分別されていたこと、
お金が綺麗に絨毯の下に並んでいたこと
をご報告すると

「コロナが収束したら、家族揃って旅行に行こう。
その為に積み立てしているから」

と、生前言われていたそうで
このお金が家族旅行の為に積み立てられていたものなんだろうな。

と、涙を流されておられました。

今後、ご実家は誰も住まないので
売却か解体を考えていたそうなのですが、
遺品整理・特殊清掃を終えたご実家を見て
3年後(息子様が定年したら)
鹿児島県へ帰ってくることを決意したそうです。

鹿児島県での遺品整理・特殊清掃は
遺品整理総合相談窓口協同組合へご相談ください。