自然災害と孤独死
現在台風８号が九州地方を北上しておりますが、
九州地方にお住まいの方、大丈夫でしょうか？
自治体による避難勧告・避難指示を待たず
危険だと思ったら自主的に避難をしてください。
また、続けて発生している
台風９号・１０号の動きにも注意して
情報を得るようにしましょう。
このような台風・地震などの
自然災害で自宅を失くし、
やむを得なく仮設住宅での暮らしを
余儀なくされることもあります。
現在、仮設住宅での孤独死
が社会問題になっております。
東日本大震災
熊本地震
西日本豪雨
などでも、よく耳にしたものが
「災害関連死」
災害による直接の被害ではなく、
避難途中や避難後に死亡したということを
災害関連死といいます。
その中でも
住み慣れた自宅ではなく
周りに住む人・環境も全く違う
仮設住宅で
誰にも気付かれることなく
命を落としていたというケースが
多く発生しております。
自然災害は防ぎようのないことですが、
少しでも被害を軽減できるよう、
被災者の方が安心して生活していけるよう、
私達にできる事を微力ながらでも
していきたいと思っております。
孤独死により
誰にも看取られる事なく亡くなられた御本人
それに気づいてあげられなかったご家族
死後日数が経ち、面影もなくなってしまった故人様と
面会することになってしまった御親族・ご友人。
たくさんの方の後悔が残ってしまうことになります。
「あの時、こうしていれば・・・」
と後から思うのではく、
今の自分にできる少しの事を
してみてはいかがでしょうか。
この度の台風による大きな被害が
出ない事を心よりお祈り申し上げます。
遺品整理総合相談窓口協同組合
事務局 延原