遺品供養士 1級検定 東京会場 が終わって
6月10日、6月11日の2日間にわたり「遺品供養士1級検定」
が東京、池袋にて開催されました。
各地から受講者がいらっしゃり、先ず名刺交換から
始まりました。
遺品整理人からご住職まで多種多様な顔ぶれが揃われ、中にはビジネスとして
繋がられた方もいらっしゃいました。
1日目は「供養」「葬送儀礼」「相続」「グリーフケア」
です。
特に関心を持たれていらっしゃったのがやはり「供養」です。
2部構成にしており、1部は対談式といった講習としては珍しい
事を弊協会では取り入れています。
「みなさまの考えていらっしゃる供養の在り方」を聴き
それに対して全員で解いていく。
お寺以外では中々その様な機会がないと思います。
2日目は
「遺品整理」「特殊清掃」「ヒアリング方法の実施」「電話応対の実施」です。
ヒアリングや電話応対においては受講者全員が気づきを得ていました。
実は、相見積もりが当たり前の遺品整理業界、「電話応対で6割〜7割決まる」
と言われています。
受講者の方々、「なるほど〜!」とびっくり顔。
そして「特殊清掃」においては全員がまさに知らなかった知識ばかり。
ライバル会社との差を断然につけられたと思います。
1級はやはり内容が濃く面白い!とのお声をたくさんいただき、
一般社団法人遺品供養カルチャー協会ならびに遺品整理総合相談窓口協同組合
一同感謝申し上げます。
遺品供養士という資格の真の目的は遺品整理業界の健全化は当たり前のことながら
遺品整理の知識にプラスして「供養」「グリーフケア」など、様々な
知識をより濃く身につけていただくことです。
「供養」やご不幸があった時どのようにすれば良いか聴きたいがお寺に行くのは敷居が高い。
そのような方の周りに遺品供養士がいたら助かると考えています。
多死社会の現代、遺品整理のみならず、供養、葬儀、グリーフケアなど
様々な分野が必要となります。
その全てを兼ね揃えている者、それが「遺品供養士」と呼ばれる者たちです。
会社がお寺のように役立ってくださることを願いながら今後も
遺品供養士を増やしていくように全力で努めていきたいと思います。