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会社などでコロナ感染者が発生してしまったら

現在多くの会社・事業所・学校・施設などで
従業員などの感染が発生しており
いつ・誰が・どこで感染してしまっても
おかしくない状況となっております。

もし、社内などで感染者が発生してしまった場合
いざという時に早急な対応ができるよう
以下に上げるものを今のうちに準備しておくことを
お勧めいたします。

1.従業員の勤務表
2.従業員の座席表
3.従業員の行動履歴
4.事業所などのフロア図
※保健所からの調査で聞かれる項目ですが
事務所内に全て置いているので
コロナ発生により入って確認することができない
という事も多々あります。

管理者の方は大変かと思いますが
もしもの時に備えて常に把握しておいてください。

感染者発生後の流れ

1.保健所が感染した従業員への聞き取り調査
・症状経過の聞き取り
・人に感染させる可能性がある期間の行動履歴
・人に感染させる可能性がある期間の接触者

2.保健所が事業所に電話調査又は立ち入り調査
・感染した従業員の勤務状況
・感染した従業員の最終勤務日
・感染した従業員の行動履歴
・フロア図
・フロア内座席等配置図
※調査後、保健所が消毒実施範囲の特定します。

3.濃厚接触者の特定とPCR検査と健康観察
・濃厚接触者と特定された方は後日
保健所が指定した場所でPCR検査を受けます。

4.事業所の消毒命令
保健所は管理者に対して消毒が必要と判断した場合
消毒命令を行います。
・厚生労働省や自治体が発表しているマニュアルを参考に
自社で消毒を行う。
・ウイルスが自然消滅するのを待つ。(2週間休業する)
・消毒業者に依頼する。

よくある質問

消毒は保健所がしてくれるのではないのですか?
→してくれません。
消毒に関しては自社で作業するか
消毒業者に依頼するか等の判断を行ってください。

消毒の費用は誰が負担するの?
→会社でのご負担になります。
自治体や保険によっては助成金や保険が下りる
可能性もあるようですので
調べておくと良いと思います。

陽性者は勤務中マスクを着用していたので
消毒の必要はないと言われましたが大丈夫でしょうか?
→マスクを着用していても隙間からウイルスは
飛沫してしまっています。
感染拡大やクラスターを防ぐ為にも
消毒はしておくことをお勧めします。
(見落としがちな感染リスク)
※飲食する際などにマスクを外す
※お手洗いなどの使用

マニュアル通りの消毒をしていれば感染拡大しませんか?
→マニュアルに記載されているのは主に
感染者の方が触れる場所についての消毒について
書いてあります。
※マスクをしていても隙間から飛んでしまうウイルスが
床や壁などに付着しており
人の動きによりそのウイルスが舞い上がってしまいます。
できれば、床や壁の消毒もお願いします。