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増加している《孤独死》は《高齢者》だけではありません。

 

 

1、孤独死とは

 

【孤独死】は主に

一人暮らしの方が誰にも看取られることなく
住居内で亡くなっており
死後数日で発見されること。

と、されておりますが
実際にどこからが孤独死となるのかという
定義はありません。

 

2、孤独死の増加原因

孤独死 増加する単身世帯

このように、

「一人暮らし」「夫婦のみの世帯」

が増えています。

 

さらには、地域・社会との孤立化も進み、

昔のようにご近所の方との交流などが

減ってきていることも

大きく関係しています。

 

 

3、孤独死の男女比率

孤独死の男女比率

男女比率についてはおよそ

【8:2】 と、男性の孤独死が

多いのがよくわかります。

 

全体の数では男性が多いですが、

実は若い年齢での孤独死では

女性の方が多いのです。

 

 

4、孤独死の年齢比率

 

孤独死の年齢比率プレゼンテーション1

孤独死=高齢者

と思われる方が多いかと思いますが、

20代~50代の現役世代と呼ばれる年齢で

孤独死をしている割合は

約4割となっています。

 

 

5、孤独死の季節ごとの比率

 

孤独死の季節ごとの比率

上記より、7月が1番多いことが分かります。

 

夏場に多いと言われる孤独死ですが、

全体的にはあまり大差はありません。

 

ただ、夏場ですと

暑さと湿気などの影響により

腐敗状況の進みが速いことから

特に注意が必要というところから

孤独死は夏に多いという風に

言われているのかもしれませんね。

 

 

6、孤独死の発見までの日数
孤独死の発見までの日数

3日以内で発見される割合が

約半数ですが、

平均してみると17日で発見されている

という計算になります。

 

やはり、このデータからも

地域・社会との交流の希薄さが

原因となっていることがわかります。

 

 

7、孤独死の第一発見者

 

孤独死の第一発見者

とても悲しい統計データです。

 

親族や友人よりも

管理人や、新聞配達、郵便などの配達の方が

発見割合が高いことがわかります。

 

 

現在、携帯やスマホ、パソコンなどが普及し

 

離れて暮らしていても

いつでも連絡できるし、大丈夫。

 

と、思われている方が多いかと思います。

 

いつ、誰が、どこで

孤独死するかわかりません。

 

「孤独」にさせない

「孤独」にならない

地域・社会創りがこの先

必要になっていくのかなと思います。