遺品供養士の声

新年が明けて…

明けましておめでとうございます!

年末から年明けまでこのところ暖かい日々が続いて冬らしさがあまり感じられない今日この頃と、思っていたのですが、先週、今週と冬将軍が到来しております。

少し雪が積もるだけであっちこっちでスリップ事故が発生して、パニック状態でした。(目撃しただけで4件の事故を短時間で見ました)

関西では正月が過ぎても「えべっさん」があり、ここで商売繁盛の祈願をしないと本当の意味での正月が明けたと、意識しない人が圧倒的に多いと思います。

さらに「厄神さん」でお祓いして厄を落として、、、などとしていると、いつから仕事するねん?と言われそうです。
思えばあっという間に1年が過ぎ、今までの人生の中で去年が一番早かったように感じました。
時間的には1年365日は同じはずなのにその人によって感じ方が違うということはどういうことなのでしょうか?
ありがたいことにお仕事に恵まれて充実した日々が過ごせたからということなのかもしれません。
ぎりぎりまで仕事に片付けをしていたせいで、実は年賀状を出す時間が取れず、一部の方には申し訳なく思っている次第であります。
事務所の移転に自宅の引越しなどもあり、古い年賀状が行方不明になっております。
大変失礼なのですが元旦から届いた年賀状に対して早急にお返事を出して対応した有様です。
あまりにもお休みがないことで家族からも不満が出そうになったので年明けは4日までお休みを取らせていただきました。
ただ、これは職業病とでもいうのでしょうか?初夢はバリバリと大変な仕事をしている夢でありました。
やはり貧乏性とでもいうのか、あるいは売れ始めの芸人みたいにオファーがあれば仕事は断らず、どんどん入れてしまって身動きが取れなくなるくらい入れてしまっていたのが去年まででした。
反省というわけではありませんが、少し考える時間や家族との時間を大事にしていく年にしていきたいと思いました。

さて落ち着いて事務所でパソコンをたたいていると、「筆まめ」が出てきまして、そこに去年までの住所リストがあるではないか!
もっと早く気付くべきでした。(+o+)

とにもかくにも今年は景気が良くなるというではありませんか!
地球温暖化も化石燃料枯渇も実は嘘だったとのこと、少し前の常識が目まぐるしく変わっていくのが現代の情報の流れ。
いまだ「IoT」がなんだかよくわからない状況で人工知能に人間がコントロールされる時代も近いのではないかと思います。
ただ、安心してください!
私たちのこの業界、「遺品整理」や「不用品の片付け」、「ごみ屋敷」などは人の手がないと絶対にできないことです。
特に遺族の方とのお話からその方にしかわからない「大事なもの」を見つけたり、気付いてあげることができるのは同じ人間でないとできないことであります。
「心のこもった」「気持をこめた行為」は黙ってしていても必ず伝わるものだと信じております。
時代がいくら変わっても、技術がいくら発展しても「人のこころ」というものは今も昔も変わらないものだと思います。
そんなところにかかわることができて、精一杯行ったことが少しでも伝わればそれでこのお仕事は十分な達成感を得られるはずなのです。
その証拠に昨年はお客様から住所を聞かれ、是非ともお礼がしたいとお客様から「贈り物」をいただくことが何度かありました。
本当にありがたいことです。
お気持ちは無下に拒否をせず、受け取ることにしています。
逆の立場だったら気が収まらないという気持ちがやはりわかるからです。

また、出会う機会があればその時はまた精一杯のことをさせていただこうと思います。
今後も少しでも人様の役に立つ、この人に頼んで良かったと思って頂けるような、お仕事をさせていただけたらと思います。

長くなりましたが、皆様も良い年にしていきましょう!
また一つ年は取りますが、まだまだこの身体は使えます。
大事に使ってお役に立てたいと思います。

寒さが厳しくなってきております。体調管理には気を付けて、特に腰痛はこの時期致命傷になりますので作業前に準備体操をするなどして予防してください。

初めて投稿させていただきました。

ありがとうございました。

 
㈱福入

代表   福入