急な遺品整理はどうすれば良い?まずは遺品供養士に相談を!
ご親族の方や身内の方が亡くなられた後に
ご遺族の方が悩まられるのが
遺されたモノの片付け(遺品整理)です。
遺品整理を行う機会は一生のうちに何度もあることではないので
いざ、自分でしようと思っても何をどうすれば良いのかわからない
という方がほとんどです。
ここでは、遺品整理の方法や時期、注意点などをご紹介いたします。
遺品整理とは |
遺品整理は、故人様が遺したモノを「整理・片付け」を行うことです。
故人様が遺したモノを「処分」することと誤解されがちですが
遺されたモノには故人様の歩いてきた足跡、想い出、生活など
様々な想いが詰まっています。
そのご遺品を故人様の代わりに整理・片付けを行うことこそが
「遺品整理」です。
遺品整理をする理由とは |
遺品整理をすることにより、故人様と一緒に生活されていた方は
故人様との想い出や今までの何気ない日常を思い返しながら
ご遺品を整理することによりご自身の心の整理も行うことができます。
故人様と別々に生活されていた方にとっては
ご遺品を通して故人様がこれまでどんな生活をされていたのかを
知れる機会になります。
遺品整理は故人様の生前を振り返り、ご遺族様の方も
想い出を整理することにより故人様を失った悲しみから
前に進むための心の整理ができます。
遺品整理を行う時期とは |
遺品整理を行うのに、適正な時期はありません。
1番良いのは体や心が落ち着いてきた時が良いと思います。
しかし、法的な手続きが必要なものや相続税のかかるものなどの
遺品整理は急ぐ必要があります。
大切な方を亡くされ悲しみも癒えぬ間もなく葬儀・告別式の段取りや
役所関係や保険関係、金融関係などの手続きなどをしなくてはならないので
ご遺族の方にとっては落ち着いて故人様のご遺品と向き合うことは
なかなか難しいかもしれません。
そんな中でも通帳や保険関係書類、権利書など必要なものを探し出し、
それぞれ手続きをしていかないといけませんが、
いざとなった時に「書類がどこにあるかわからない」
「通帳などの暗証番号がわからない」
財産関係はどこにあるのかなども分からない・・
という問題に直面してしまう方も多くおられます。
このような事にならないためにも
「生前整理」をしておくこともお勧めいたします。
遺品の仕分け方とは |
一言で遺品といっても様々な種類に分けられます。
◆貴重品◆
・現金
・印鑑
・年金手帳
・パスポート
・運転免許証
・保険関係証書
・不動産関係書類
※これらは相続などに必要になりますので
必ず探しておきましょう。
※※※※※以下のモノはご供養品※※※※※
◆想い出の品◆
・写真(アルバム)
・手紙
・チケットなどの半券
◆愛用品◆
・趣味のモノ
・普段から使用しているモノ
・最期に使用していたモノ
・故人様が大切にされていたモノ
※これらはご遺族の方からすれば不必要(処分品)
として考えられるかもしれませんが
故人様からしたら大切なモノです。
可能であればご供養後に処分してあげましょう。
※※※※※リサイクル・リユース品※※※※※
・家具
・家電
・ブランド品
・骨董品
※できる限り処分品を減らすために
リサイクル・リユースをし、
故人様の代わりに大切に使用してあげましょう。
◆処分品◆
・生ごみ
・可燃ごみ
(紙類の場合は書類の中に重要書類がある場合があります。
また、本の間などに写真やお金が挟まれていることもよくあります。)
・不燃ごみ
(鉄やアルミ、ステンレス製品などはしっかりと分別しましょう。)
遺品整理は誰が行うのが良いか |
・ご家族など身内の方で行う
故人様の側で過ごされていた方が行うのが1番
大切な品や普段使用していたモノがわかると思います。
遺品供養士はそのような知識豊富な遺品整理、供養の資格取得者です。
ご相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。