遺品供養士の声

大分県にて遺品供養士セミナーを開催致しました。

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大分県内で活動している、遺品整理総合相談窓口協同組合組合員の先駆者としてご活躍されている、岡崎様のご協力を受け1月7日(日)供養士取得者に向けた、資格を活用していく為のセミナーを開催致しました。

開催協力をして頂いた大分メタルプラザ代表 岡崎 博也様

大分県内で特殊清掃の第一線でご活躍している弊協会員 株式会社ニコビット代表取締役 江田 梢様

セミナー出席者の方々には、家庭系一般廃棄物収集運搬や古物商許可・鑑定士等の遺品整理事業に直結した資格を取得している方も出席していたので、供養士取得者が県内での連携を深めた遺品整理事業を展開していく大きな一歩に繋がりました。

何故連携を取り遺品整理事業を展開していかなければならないのか?

その理由をセミナー出席者の声も含めて紹介していきたいと思います。

「古物商許可を取得すれば、確かに売買は自身で可能になるが、着物や箪笥、陶器類等の金銭的価値は鑑定の目が無ければ査定する事は出来ません。依頼者との信頼関係を大切にする為にも、経験を積むまでは鑑定の目を持つ供養士に協力を求めて頂きたい。」

「各自治体により、ゴミの回収方法がより厳しくなってきている。家庭系一般廃棄物を取得していても、自治体の委託を受けた業者しかゴミを取りに行けない地域もある。遺品整理で段ボールを使用しても、持ち帰り再度仕分けをして袋に入れ直さないと引き取ってくれないので、積み替え保管の許可が無いといけない。色々な問題があるが、自身の所属会社が自治体から委託された業者であるので、協会から連絡があれば皆さんの依頼に対応致します。」

「自身の所属会社が収集運搬と中間処理施設を営んでいるので、許可の範囲内であれば、供養士仲間から連絡があれば、直ぐに対応させて頂きます。」

上記のように、住んでいる地域によって多くある骨董品の種類の違いや、ゴミ処理の仕方が異なります。依頼者に安心と信頼を寄せて頂く遺品整理やアフターサービスを提供するには、様々な業種のプロフェッショナルが集う「供養士仲間」を頼るのが一番良い方法だと多くの供養士の方々は思っています。

そして今回のセミナーでゴミ処理の方法と並び関心を集めたのが、特殊清掃の知識や対応の難しさです。

ニコビットの江田様が大分県内における特殊清掃の現状、特殊清掃の奥深さを話して下さいました。

「遺品整理を仕事として宣伝していく中で、何処からが遺品整理で何処からが特殊清掃なのか?その判断は依頼者には出来ません。ご自身が特殊清掃はするつもりが無くても、特殊清掃となる事例の依頼はやって来ます。その時に曖昧な対応をしてしまうと、会社や供養士の信用を失ってしまうかもしれません。協会を通じてお話を頂ければご協力をさせて頂きます。」

大変頼りになるお言葉を頂きました。現地の方々だけでは無く、勿論弊協会も全力で対応させて頂きます。

今後もセミナーや交流会を開催していき、資格があるからこその出会い、仕事の円滑化に繋がれば幸いでございます。